わが国所得税課税ベースの研究

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  • サイズ B5判/ページ数 82p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784930964069
  • NDC分類 345.3
  • Cコード C0000

内容説明

本書は、第1章で、わが国所得税の現状を分析し、第2章で、わが国所得税の概要と変遷について述べ、第3章で、課税ベースのマクロ推計を、日米についての比較を行った後、わが国の課税ベースの時系列的な推移と今後の推計を行っております。そして第4章で、所得税課税ベースの再構築というタイトルの下、なぜ所得税の課税ベースを再構築することが必要なのかを述べた後、課税ベース見直しの具体的論点を取り上げ自説を披露。その中には、自主申告制度への移行、勤労税額控除の活用、日本型二元的所得税の検討等様々なアイデアが散りばめられている。

目次

はじめに 問題意識
第1章 わが国所得税の現状
第2章 わが国所得税の概要と変遷
第3章 課税ベースのマクロ推計
第4章 所得税課税ベースの再構築
第5章 おわりに

著者等紹介

森信茂樹[モリノブシゲキ]
1950年生まれ。法学博士(租税法)1973年京都大学法学部卒業後、大蔵省に入省。主税局調査課長、税制第二課長、総務課長を経て1998年大阪大学法学研究科教授。2001年東京大学法学政治学研究科客員教授。2002年政策研究大学院大学客員教授。現在、財務省財務総合政策研究所次長
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