日本を知る
日本人をつくった教育―寺子屋・私塾・藩校

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784924899414
  • NDC分類 372.105
  • Cコード C0321

内容説明

この国にはかつて本当の学びの姿があった。日本の教育遺産をとおして21世紀の教育を考える。

目次

序章 日本の教育を考える
第1章 庶民の文字文化
第2章 寺子屋の師匠
第3章 寺子屋の学習
第4章 寺子屋から実社会へ
第5章 武士の学び
第6章 藩校のエリート教育
第7章 幕末の学校改革
第8章 私塾の教育
第9章 時代を拓く教育
終章 二十一世紀と教育維新

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジターレ

9
流し読み。我が国の教育、学校の変遷を概観できる。大学が産業界の専門学校化されていることに強い懸念を覚える。懐古趣味に走ることなく、温故知新の精神で教育を見直すべきときにきていると思う。そして、オールタナティブスクールのように、日本でも教育の自由度が広がることを望む。2022/12/08

Shiori Sakai

1
寺子屋、藩校、私塾など日本の教育の遺産から現代の教育を見つめ直す。特に印象深かったところは三点。①「教育は金銭にかえがたいものであり、人の師たるものは、弟子の成長のみを喜びと」する師弟関係のありかた。②藤樹は弟子の個性や能力に合わせて教科書を作成したエピソードから『教科書を基準とし、一定の時間内でそれが理解できない子どもを「落ちこぼれ」と称して選別してゆく私たちの学校教育に、果たして教師は存在するのかという疑問』を提示した点。③公の教育機能と失われた今について。 良いところを歴史から学ぶことが足りない我々2012/04/08

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