図解 社会経済学―資本主義とはどのような社会システムか

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  • サイズ A5判/ページ数 418p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784921190088
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

「資本主義」とはどういうものか、と問われたら、これに答えるのは容易でないことに気づく。じつは、人類史にこの社会システムが登場したときから、この問いに答えようと苦闘してきたのが“社会経済学”という、古典派経済学からマルクス経済学にいたる経済学の流れなのである。本書がお伝えするのは、この問いにたいする社会経済学の答えである。

目次

労働を基礎とする社会把握と経済学の課題
第1篇 資本の生産過程(商品と貨幣;資本と剰余価値 ほか)
第2篇 資本の流通過程(資本の循環;資本の回転 ほか)
第3篇 総過程の諸形態(資本と利潤;平均利潤率と生産価格 ほか)

著者等紹介

大谷禎之介[オオタニテイノスケ]
1934年、東京都に生まれる。1957年、立教大学経済学部卒業、大学院経済学研究科に進む。1962年、東洋大学経済学部助手。同専任講師、助教授を経て、1974年から、法政大学経済学部教授。経済学博士(立教大学)。1992年から、国際マルクス=エンゲルス財団編集委員。1998年から、同財団日本MEGA編集委員会代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

無識者

9
資本論に対応して書かれているマルクス経済学の教科書。第2編以降半分寝たような状態で読んでしまったため再読する必要があるがその気力がない。価値分析の話はまあ何となくいろんな入門書で見たけれども資本の増殖はわからん・・・2015/12/22

 

4
名著だと思う。2017/02/18

Z

1
宇野弘蔵とは違い、生産、流通、総生産と資本論の著述通りにまとめている。一応全巻まとまっているのと、図解も豊富でつまづいたとき辞書としては一番便利な本だと思う。特徴挙げるとアソシエーション論を資本論と独立、あるいは発展的に論をたてているところ(具体的とはいえないが一応その特徴は書いている)。物証化とか現象-本質など、資本論を哲学的に語ることには反対なので、そこはあまり好きではないのと、おそらくこれ読んでも資本論よむ意味なり意図はわからないと思われるのが難点だと思う。2015/08/31

Z

0
再読日にまとめて2015/03/12

すーさん

0
図に途中からついていけなくなった2023/06/17

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