内容説明
眠っているあいだに見るのが夢で、ときに現実離れする場合もあるが、反対に、日常をたくましく生きるための水先案内人にもなり得る。とくに現代のような八法ふさがりの時代に、一見突拍子もないと思われる夢を抱き、実現に向けてコツコツはたらくことがとても重要に思える。本書では、スペシャルオリンピックスの感動に触れ、その価値観の深さ、射程の広さに思いをいたす人々の夢を紹介している。
目次
インタヴュー(人のしあわせが私のよろこび;人間性のすばらしさを基準にしたい;綺麗な花だけが花ではない)
丸山ハイランド、夢の経過(不思議な力を感じて;おじいちゃんの遺言)
座談会(阿蘇のふもとで夢を語る)
寄稿(新しい町づくりの構想;九州のへそ;大きな夢を抱いて;土とバクテリアの実験場;都市と農村の交流・共生;臨床心理の立場から;バリアフリーの社会をめざして;家づくり子そだて;二一世紀は共生の時代)