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叢書・〈知〉の森
シャーマニズムの文化学―日本文化の隠れた水脈

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916087218
  • NDC分類 163.9
  • Cコード C0039

内容説明

陰陽道・呪術・神楽・易い・霊学など、今日「シャーマニズム」とも呼ばれる、死者や異界と交信するための「知」と「技」の体系があった。聖徳太子や安倍晴明、異界遍歴の物語などから、柳田国男や宮沢賢治、現代の女性作家にいたるまで、「シャーマニズム」という視点から日本文化の多様性を再発見する。

目次

シャーマニズムとは何か―エリアーデからネオ・シャーマニズムへ
史書とシャーマン
古代朝廷とシャーマニズム
憑依するアマテラス
異界遍歴―夢見とイニシエーション
『源氏物語』のスピリチュアリティ―描かれた霊異
死者の語り―シャーマニズムと鎮魂
柳田国男「妹の力」とシャーマニズム
成巫譚
神楽と祭儀のシャーマニズム
近現代文学とシャーマニズム

著者等紹介

岡部隆志[オカベタカシ]
1949年生まれ。共立女子短期大学助教授。専攻は古代文学・近現代文学・中国少数民族文化

斎藤英喜[サイトウヒデキ]
1955年生まれ。仏教大学助教授。専攻は宗教文化

津田博幸[ツダヒロユキ]
1957年生まれ。和光大学助教授。専攻は日本古代の言語表現をめぐる諸問題(言語表現の「現場」、多言語フィールド、コトバへ向かう知、コトバの神秘化など)

武田比呂男[タケダヒロオ]
1959年生まれ。十文字学園女子短期大学助教授。専攻は古代文学・民俗学・口承文芸
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maya Maeda

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★★★☆☆ シャーマン関係の入門書としてよいと思う。 ここに載っていた参考文献を後日読んでみよう。2014/04/08

はぁとまむ

0
不思議な本を手にしてしまった。シャーマン、ユタ、陰陽師・・・。星を読み、暦を読み、霊媒となり・・・。そんな不可思議だけど、かつては時代の要人の傍らに控え、秘めた策を左右した人達。今、同じ地球は、世界は、日本は 変わらず日をめくっていているけれど かつて彼らを通して踏まえていた「世界」は、なくなってしまっているのかしら。2013/06/09

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