オローニの日々―サンフランシスコ先住民のくらしと足跡

オローニの日々―サンフランシスコ先住民のくらしと足跡

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784915963261
  • NDC分類 389.53
  • Cコード C0039

内容説明

食料としての鹿を狩るにも、オローニ流の作法があったとは。サンフランシスコ周辺の大自然の恵みを糧に何百年いや、何千年にもわたる平和を実現していた小部族オローニの暮らしぶりは、侵入者たちにとって奇異なものでもあったようだ。スペイン人探検家、宣教師、イギリス人、フランス人船長などなどによって記録された文献をベースに著者は1768年4月当時のオローニの日々を再現してみせる。童話のようにやさしく、うつくしく描かれるその世界は歴史的事実のまえで幻のように立ちつくす。

目次

1章 オローニとその環境(土地と生きものたち;村の一日 ほか)
2章 村社会(誕生と子供時代;結婚 ほか)
3章 スピリットの世界(篭を編む;シャーマン ほか)
4章 1776年から現代へ(最後の2世紀)

著者等紹介

マーゴリン,マルコム[マーゴリン,マルコム][Margolin,Malcolm]
カリフォルニアの歴史、自然史、インディアンの生活についての著書多数。1974年に自ら創設したヘイデイブックスより多数の出版事業を手がけている。カリフォルニア先住民族の歴史と現状を専門的に扱う季刊誌「News from Native California」を出版し、編集にもあたっている

冨岡多恵子[トミオカタエコ]
産能短期大学助教授・翻訳家。東京外国語大学(英米語学科)卒業後、アメリカ州立カンザス大学(The University of Kansas)言語学科へ留学。修士号取得。専門分野:比較言語学、英語教育、コーパス言語学。現在コーパス言語学会、大学英語教育学会会員

ハーニー,マイケル[ハーニー,マイケル][Harney,Michael]
画家、イラストレーター。その仕事は広範囲にわたるが、なかでも、オークランド博物館、サンフランシスコのゴールデンゲートパーク内のカリフォルニア科学アカデミー博物館などの仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。