内容説明
KIMIJIMA帝国を作り上げた父への熱い問いかけ、そして祈り。家族とは何か、夫婦とは何か、父と子の絆とは…湧き起こる感動の書。
目次
雨の降るカトリック教会
教会の中につくられた透明な時間
すでに準備されていた「君島スキャンダル」
「ファッションデザイナー君島一郎」のカリスマ性
長靴を買うことのできなかった青年
負けず嫌いな父、東京へ
母の悲痛な泣き声
仕事に対する両親の真剣な態度
「一週間でいい。頼む、籍を抜いてくれ」
仕事場で絵ばかりを描いていた子供
父は「オリジナリティ」の理解ができる人だった
父の希望と私の失望〔ほか〕