化学物質と生態毒性

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  • サイズ A5判/ページ数 486p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784914953485
  • NDC分類 491.59
  • Cコード C3051

内容説明

日本人は、環境問題を誤解している。人間への危険性ばかり声高に騒ぎ、人間以外への生物への影響には、とんと無関心。化学物質の生物への影響を真っ正面からとりあげた、日本で最初の本。

目次

国内外における生態系保護対策の動向
水生生物を用いた毒性試験
試験生物種や発育段階と毒性
試験時の水質変化と毒性
慢性毒性値の推定方法
毒性発現の作用様式(mode of action)
構造活性相関
化学物質の水生生物への複合毒性
水生生物への蓄積と濃縮
生分解性と生体内変化
野生生物で生じているホルモンの大攪乱
ダイオキシン類のエコトキシコロジー
界面活性剤のエコトキシコロジー
GESAMPの有害性評価手順の改定
米国における水質管理への適用
付録

著者等紹介

若林明子[ワカバヤシメイコ]
東京都環境科学研究所基盤研究部長。理学博士。1970年3月東京都立大学大学院理学研究科修了、4月東京都公害研究所(現環境科学研究所)、91年4月東京都水道局水質センター、92年4月東京都多摩環境保全事務所水質保全課、93年7月から現職
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