リセット 私はまた踊る―うつ病と闘った1826日の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907838201
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、「人生最大の転換期」にうつ病を患い「自己を見つめ直した」著者の人生と、「人生末期の転換期(六十歳のとき)」に自ら「死」を選択した母の人生を綴った実話である。

目次

第1章 完璧主義
第2章 栄光と挫折
第3章 壊れていく
第4章 生きていく力
第5章 うつ病になって本当によかった
第6章 座談会 「絶対零度」の考え方でいこう

著者等紹介

watari[WATARI]
1961年生まれ。東京大学教育学部健康教育学科卒。全日本ダンス選手権で3年連続チャンピオンの座に輝き、その後映画「Shall we ダンス?」でダンス演出を担当、TV「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」の「芸能人社交ダンス部」では金髪のユニークな振付師として出演するなど多方面で活躍する。現在は横浜駅西口ホテル・キャメロット・ジャパン「グレードA」のショー演出をはじめ、心理カウンセラー、ダンス・セラピーの研究など、さらに活動の幅を広げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くま

1
図書館でたまたま手にとって読んだ一冊。昔『ウリナリ』の番組に出ていたときにはまったく著者の苦しみなんて知らなかった。大変な経験を乗り越えて今がある人なんだなあと思った。鬱になるとそれまでの自分の生き方を見直さないといけなくなる。それは世間的には一見『負け』や『ドロップアウト』のように見えても、そうではなくて新しい価値観の発見なんだと思った。人と比べない生き方を選択できたら、今までとは違う人生を歩めるんだろうな・・・と感じた。2012/10/19

ロバート・カワサキ

0
いろんな鬱体験記を読んでみたが、この方はかなり壮絶な闘病生活が垣間見れた。猛勉強して東大に合格したり、マスコミから叩かれたり、親との確執だったり、そりゃ鬱にもなるようなことが多いなと。2015/07/22

きら

0
かつて『ウリナリ!!』の人気コーナー、『芸能人社交ダンス部』などで人気を博した著者が、母親の死や、事実無根のゴシップ記事の影響で陥ってしまったうつ病との長い闘いを綴った本。 名著だと思う。母親と自身の体験談だけあって、わかりやすい言葉でうつ病の辛さやそれに向かい合う方法が切々と綴られている。この本はもっと知られてもいい。少なくとも、身近にうつ病で苦しむ人がいるのならばきっと読んで損はない。昔テレビで見てたときはちょっとうっとおしそうな人だなあぐらいに思ってたけど・・・立ち直ってくれて本当に良かったと思う。2011/04/05

ninoko

0
「自己を見つめ直した」というwatariさんのこれまでの人生を読んで、ここまで生きてこられたことに勇気をもらった。ご本人の忍耐と、力になってくれる方々との出会いが淡々と描かれており、辛さより希望が感じられて読み進めることができた。 巻末の対談とあとがきも心に残る。絶対零度の考え方、他人や過去と比べないこと、焦らないこと。優しい言葉で語りかけてくれる本だった。2020/09/19

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