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目次
第1部 我が青春の小原台(ダンスパーティー事件;艦長を夢見て;俺の家来になれ;母恋し;三つ児の魂十八まで;ねえちゃん、コーヒーお代わり;拝啓、母上様金送れ;女性の心臓は右にある;チン喰い虫;馬鹿か秀才 ほか)
第2部 ヨーソロ江田島(都落ち;自習室;潜水艦乗組適正;日曜下宿;海軍四代目;「世話になったなあー」;青春の疼き;人生最大の屈辱の日;コントラクトブリッヂ;母親になった子鹿;帽振れー)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タケシ
2
とある訳あって防衛大学校について学びたく、ひとまずタイトルから手に取りました。 昭和30年代の防衛大学校(自衛隊)、現在とは大きく異なる所もあり、また変わらぬ所もあり、と言ったところでしょうか。 著者は作家ではなく、刊行時には現役の自衛官、読みづらさはやむを得ないですね。 書籍自体も30年前の刊行、現在とは時代も違いますが、根底に流れる愛国心は変わっていないものと信じたいと思います。 奇しくもロシアとウクライナが戦争の真っ只中、自国の防衛はどうなっているのか。 知っておくことは無駄ではないと思います。2022/03/11
たろーたん
1
1960年代の防衛大の様子。水洗トイレの使用法の説明のレクチャーを四年生の先輩がするとか時代を感じずにはいられない。褌での遠泳で、ゴミかプランクトンが褌に滞留するため、股間が痒くて堪らなくなるから、フルチンで泳いだ方がマシっても、ちょっと時代を感じた。ただ防衛大に入った者にしか分からない苦労話や意外な話を期待していたので、そういう点では日常の断片的なエピソードや仲間話が多くて、私が別の人に話して「面白い」と思ってもらえるような話はあまりなかったな。2022/07/14