内容説明
戦術、指導、分析、会話、移籍、参謀、料理…2人の敏腕ジャーナリストが密着取材で明かす。
目次
ペップの部屋
ペップのマンチェスター降臨
ペップのキーマン―ソリアーノ&ベギリスタイン
ペップのナンバー1関門
ペップのハンチング帽
ペップの第1ターゲット―ロレンツォ・ブエナベントゥラ
ペップの勇気あるセンターバック―ストーンズ、オタメンディ、ラポルテ
ペップの1軍運営マネージャー―マルク・ボイシャサ
ペップの頼もしきセンターハーフ―ギュンドアン&フェルナンジーニョ
ペップの料理番〔ほか〕
著者等紹介
マルティン,ル[マルティン,ル] [Martin,Lu]
高名なスペイン人記者。1980年代からラ・リーガと母国代表をテーマに執筆活動に勤しむ
バジュス,ポル[バジュス,ポル] [Ball´us,Pol]
新鋭のスペイン人スポーツライター。マンチェスター在住
山中忍[ヤマナカシノブ]
1966年生まれ。青山学院大学卒。94年に渡欧し、駐在員からフリーライターに。英国スポーツ記者協会、及びフットボールライター協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
81
バルセロナ、B・ミュンヘンの監督を経て、マンチェスター・シティの監督になったのが、2016年2月。現在までプレミアリーグでの優勝5回、2022-23シーズンには国内リーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成した。本書の出版は2019年。2018-19シーズンにリバプールとの熾烈な争いを制し、プレミア2連覇を達成した時のチームの内部からの取材による。当時の選手、ダビド・シルバ、セルヒオ・アグレロ、ラヒーム・スターリングなどの選手目線や、アーセナルの監督となったコーチ時代のアルテタもペップの教え子。2024/02/18
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11
相手の動きを読み、スペースを突く。サッカーはその作業の繰り返し。フットボールは時間と空間を奪い合うゲーム。ボールとゴールはそれを可視化する道具に過ぎない?▼マルセロ・ビエルサ「進歩を遂げた瞬間は失敗と密接に結びついており、後退したと感じた瞬間は成功と密に繋がっている」▼魔術師ダビド・シルバがますます好きになった▼ラストは、同じ旗の下に集う人々の団結が、力強い余韻を残した。2020/05/02
satton
3
表紙にペップの仕事術みたいな記載があるけど、そういう本ではない。原題のとおり、シティがスーパーチームとなった過程を解き明かす本です。 印象に残った2フレーズ。 ・ピッチ上の一体感や団結力だけでなく、共通の目的意識がトップからあらゆるレベルまで貫かれていることの重要性。 ・その試合の出来がどうのこうのではなく、常に高いパフォーマンスレベルをキープすることが肝心。2022/04/26
speedbird27
2
ペップ・グアルディオラのマンチェスターシティでの内側の活動を記録した本。 ペップもスゴイが、コーチやスタッフの数と質が圧倒的。 またフロントと監督が価値観を共有しており、これだけ費用を惜しまなかったら、そりゃ強くなるだろう。 ポストペップが一番の課題か。2022/01/17
五月雨ザバレタ
2
シティを戦術面や選手の技術を掘り下げるのではなく、選手個人の過去、どのような練習をし、試合に臨んだか。監督やコーチングスタッフ、クラブ関係者などにもスポットをあて、マンチェスターにいない僕もクラブをより近くに感じられた。ダビドシルバのお子さんが早産で生まれた時のクラブの対応や選手の気遣いには目が潤んだ。スパーズ敗戦後ベンチにも入っていない10代のフォーデンが敗戦を糧にして次の練習で誰よりもハードにこなしていたエピソードは胸が熱くなった。良本やった。2021/10/18
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