内容説明
これは、黒い毛が全身白く変わってしまうほどにご主人(故人)を思い続けたソニアと、飼い主との魂の交歓の物語。
目次
第1部 ソニア(であい;ふれあい;いのち;わかれ;きざし;おもいで)
第2部(「愛犬ソニアとお父さんの日々」;ソニアの子どもたち;「歩く勇気をありがとう―老犬ホームのこと」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさしぶり
15
泣ける〜。写真が幸せと悲しみを直に伝えている。入院中に散歩の途中の寄道、病院の匂いで忘れちゃったかなぁと心配だったけど高速しっぽ振りは退院に向けて頑張ろうと思えた。葛西さんと同じ。励ましや喜びを与えてくれる存在だ。昔は臭いし、うるさいしイヌは毛嫌いしていたけれど。2021/07/19
ぴょん
14
【再読】人がわんこを亡くして深く悲しみペットロスがあるように。わんこが主人を亡くして深く悲しみ、毛の色が黒から白くなってしまう身体症状が出てしまったソニア。大好きな人やわんこを亡くすことは辛く悲しい。ソニアと主人はこんなにも愛情で結ばれていた。ソニアに言葉が通じるなら『主人は近くでずっと見てるから、悲しみすぎないで』と言ってあげたいほど切ない。2016/08/07
鈴
11
読友あきさんの感想を読んで、テレビでみたことがあるのを思い出し「これは読まなきゃ!」と思った。毛色を変えてしまうまでの悲しみを犬に与えるほど、飼い主さんとの絆が深かったんだろう。愛犬を遺していく気持ち、きっと子供を遺していく親の気持ちと同じだと思うから、亡くなったご主人の無念も感じずにはいられない。2011/06/12
ムック
10
読友さんご紹介本☆なんとなく、隣に座っているうちのウサギをなでながら読んだ。ペットの飼い主に対する愛情って底がない、それだけに飼い主を失った辛さがこういうところに表れるのだな~。お父さんがいなくなってからのソニアの写真がとっても寂しそうで思わず涙ぐんでしまった。また黒くなってきたということで良かった・・。2011/06/19
ひみこ@絵本とwankoが大好き♪
10
本当にあった人と犬との物語