内容説明
ツバメは本当に貞操堅固?DNA鑑定では約3割が不倫の雛、なぜ尾長のオスがモテる?など目からウロコのツバメの生態百科。
目次
第1編 ツバメのくらし(繁殖期;非繁殖期)
第2編 ツバメのなかまたち(世界のツバメ科鳥類;日本産ツバメ科鳥類)
第3編 民俗(日本人のツバメ科鳥類についての認識;文学上の注目すべき題材;ツバメの利用)
著者等紹介
大田真也[オオタシンヤ]
1941年、熊本市生まれ。熊本大学教育学部卒業。元公立小学校校長。さまざまな野鳥の生態観察とその記録撮影、および野鳥の文化誌研究を続けている。国土交通省自然環境アドバイザー、日本鳥類保護連盟専門委員、日本自然保護協会の自然観察指導員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凛
10
最も身近な鳥の一種、ツバメ。著者の日常的観察から見る生態系、日本に生息するツバメ、更には民俗や文学まで幅広くカバーしてる。ツバメきゃわわ!「イタリアの貧民がツバメを釣って食べるためにフランスに渡来するツバメが減少し、その結果、蚊が増加して熱病が流行したためにフランス政府がイタリア政府に抗議したことがあった」。ツバメを釣るってなんぞ・・・。2013/10/09
かさかさ
2
ツバメの生態を知りたくて借りた。雄は尻尾が長い方がモテるって。書かれている内容はツバメの生態以外に民俗学的なところまで及んでおり、これを一冊読んでおくと、ためになります。是非ツバメのお宿になった方におすすめ。ちなみにうちは抱卵中に巣が落下しました。2014/05/31
supcub
0
日常的な観察からツバメのことが詳しく述べられている。身近な鳥だが、知らないことが多く、もっとツバメのことが知りたくなった。 2011/07/01