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内容説明
長年、担当編集者として現場に立ちあってきた著者による、書き下ろしまんが史・まんが論。「少女まんが作品年表」を同時収録。
目次
序章 少女まんが前史
第1章 少女まんが始動す!!
第2章 中村書店と赤本と少女雑誌の盛衰
第3章 手塚治虫と男性の描く少女まんが
第4章 物語の復権
第5章 王道を奔る二人
第6章 少女まんがの黄金期
第7章 路線を見きわめよ!!
第8章 感性の結晶
第9章 少女まんがの可能性
著者等紹介
二上洋一[フタガミヒロカズ]
昭和12年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部国文科卒業後、昭和37年集英社に入社。主に少女まんが誌の編集に携わる。昭和53年「少年小説の系譜」で第二回日本児童文学学会奨励賞を受賞。東京学芸大学非常勤講師を兼任。その後、創美社常務取締役、同社顧問を歴任し平成15年退任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カキ@persicape
7
元編集者が少女漫画の歴史を俯瞰するエッセイ。当初ガチな評論を読みたく本書を手に取ったが、語り口にブレがあってハズレ。でもきっとこの本を読まなかったら気にも留めなかっただろう作品と出会えた。ふと純粋に読書してた頃を思い出す。学校の決まりで中3で卒論を書かされた。私は児童文学を真っ先に選んだ。カチコチな専門書もあったが本の中の本の出会いを楽しみにして読んだから無邪気だったなと。求めてたのと違う‼︎と投げ捨てる前にどこかで好奇心を働かせられるような読書が出来ればいいな。そういう感覚を思い出させてくれた。2017/01/22
かねかね
1
内容もしっかりまとまっていて解りやすかったですが、年表が良い! この部分だけ欲しいです。しかし、道原かつみ・麻城ゆう「ノリ・メ・タンゲレ」は少女漫画な分類なんだろうか…と少し悩んだりした。(ユダが少年なのが良かった作品です)2009/10/29
kottono
0
年代ごとの少女まんがとその作者についてまとめたもの。2014/03/30