内容説明
お好み焼き屋「ジャングル」のオーナーが犬のチー太を残して死んだ。この事件を解決する迷走と妄想の名探偵、紅門福助が繰り広げる冒険譚は、奇人さん達が入り乱れ常軌を逸した言動の嵐吹き荒れる狂奔のファルス・ステージ。
著者等紹介
霞流一[カスミリュウイチ]
1959年、岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。在学中、ワセダミステリクラブに所属。1994年、「おなじ墓のムジナ」で第十四回横溝正史賞佳作に入選しデビュー。以降、奇抜なトリックと精緻な論理に彩られたコミカルな本格推理小説を次々と発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
22
紅門福助シリーズ。鉄板焼きで町興しを目論む商店街が舞台なので(今回のテーマは猿とB級グルメ)変な容疑者達が紡ぐお好み焼き、もんじゃ、たこ焼き、焼きうどん、イカ焼き、鯛焼きといつも以上に美味しそうな描写多数。食べ物ばかりで少しミステリはおとなしめかな?と思ったらわかる方が奇妙しい伏線とそれを上回る衝撃の結末が!!しかし夜中に見るとかなりの飯テロ(今BSで再放送してる孤独のグルメ並に)。地獄の大阪修行を乗り越えた鎖ハリセン使いの店主のたこ焼き、食べてみたい。2019/10/05
poke
1
オヤジギャグ?・笑 気楽に読めていいけど。犬の躾は参考になりました・笑2010/09/04
matsu0310
1
☆出だしに釣られたがなぁ…ヲイヲイ、こんなんでウケてられるかい!?ドンドン↓↓で、最後(の最後は「あとがき」)まで、稀に失笑するのみ・・・2010/03/22
kanamori
0
☆☆★2012/10/11
jeje
0
サル薀蓄のあたりは寝そうになりましたが後は軽快に読めました。2011/04/25