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内容説明
核燃料サイクル、それは人類が天から与えられた原子力エネルギーの「からくり」を使いこなすための鍵である。21世紀のエネルギーを確保し環境を守るために、それを使いこなせるかどうかは、私たちの勇気と英知にかかっている。
目次
第1部 原子力と核燃料サイクル(今、なぜ原子力なのか;今、なぜ核燃料サイクルなのか)
第2部 核燃料サイクルの技術と現状(核燃料をつくる;使用済燃料への対応;進む再処理技術;放射性廃棄物を隔離する)
第3部 核燃料サイクルのあるべき姿に向かって(ゼロリリースを目指す核燃料サイクル;核燃料サイクルの将来を見据える)
著者等紹介
藤家洋一[フジイエヨウイチ]
1935年兵庫県生まれ。58年東京大学理学部物理学科卒業。63年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。68年大阪大学工学部原子力工学科助教授。80年名古屋大学プラズマ研究所教授。86年東京工業大学原子炉工学研究所教授。89年東京工業大学原子炉工学研究所所長。95年原子力委員。96年東京工業大学名誉教授。98年原子力委員長代理。2001年原子力委員長。現在に至る
石井保[イシイタモツ]
工学博士。1940年東京都生まれ。65年東京大学工学部原子力工学科卒業。70年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。71年三菱マテリアル株式会社入社。96年同社取締役。2000年同社常務執行役員。03年同社原子力顧問。現在に至る。三菱原子燃料株式会社取締役、日本経済団体連合会資源・エネルギー対策委員会企画部会長、原子力委員会専門委員、総合科学技術会議専門委員
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