内容説明
宇宙創成から最新の宇宙研究まで。2時間でたどる137億年の歴史。
目次
第1部 宇宙の創生そして未来(宇宙はいつ始まったか?;宇宙誕生のシナリオ;宇宙論の現在と未来)
第2部 DISCUSSION 人間原理の宇宙論(生命とはなにか;パラダイムを超えて)
第3部 宇宙における生命、人間(太陽系外の惑星の発見―唯一v.s.多世界論;人類はなぜ宇宙をめざすのか;二十一世紀の天文学―もうひとつの地球と宇宙生命)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
東京大学大学院理学系研究科教授、ビッグバン宇宙国際研究センター長。1968年京都大学理学部卒。73年京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。北欧理論原子物理学研究所客員教授などを経て、現職。専門は、宇宙論・宇宙物理学。インフレーション理論の提唱者の一人。また、国際天文学連合の宇宙論委員会の委員長を務めるなど、宇宙論研究を世界的にリードする。90年、仁科記念賞受賞。理学博士
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感想・レビュー
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雲をみるひと
9
15年前に出版された当時の最新の宇宙研究を紹介した本。内容的にはかなり難しいが、編集の工夫、平易な表現など分かりやすさを心がけている印象。入門書として優れていると思う。2020/07/14
ティファニー
1
宇宙の開闢の真相や地球外生命体の有無に迫る。地球の生命体は遺伝にリンを使用しているが、ほかの惑星の生命体は違う種類の元素を使ってるかもしれないとかワクワクさせることをたくさん書いている。2015/05/17
Gobillyn
0
専門的で難しかったが知りたかった事以上の事を知れたな2011/09/19
Barbierock1
0
タイトルのわりに、そんなに宇宙誕生のことが、やさしく書かれているわけでもないし、詳しく書かれているわけでもないという印象。後半は対談形式。いい年したおっさんが、子供のように情熱的に宇宙を語りあっています。今の日本に欠けているのは、こういう気持ちや姿勢じゃないでしょうか?宇宙研究は日本人に向いていると思うし、もっと盛り上がて欲しいので、今より関心度をあげようと思った。2012/05/16
芹沢 時雨@VTuber
0
あっさりした内容の入門書。駅で売ってたので買ったが、まあまあ。