内容説明
日本の1960~70年代を極めた男のいま。若松孝二が証す映画@渦中。
目次
第1章 この男、“国際テロリスト”につき(ウィーン国際映画祭へ招待されて;映画館を持っている映画監督;肺ガン手術からの生還;ガサられ専門家)
第2章 癒しのパレスチナ
第3章 誰でも映画監督になれる(バカ松から若松へ;ピンクからメジャーへ;映画からテレビへ;若松流映画監督入門)
第4章 風景の中の少年(新作に託す熱き思い)
著者等紹介
若松孝二[ワカマツコウジ]
映画監督。1936年、宮城県生まれ。現役としては日本で最も多作な監督の一人。また、主宰する若松プロダクションから、多数の監督を輩出
小出忍[コイデシノブ]
1942年、愛知県生まれ。東京教育大西洋史学科卒。1965年、出版社に入社。週刊誌2つ、月刊誌2つ、隔月誌、季刊誌、翻訳出版などの編集に携わり、2003年、退職。ニューヨーク在住。ニューヨークでの暮らしぶりなどを、インターネット上に発信している
掛川正幸[カケガワマサユキ]
1951年、横浜生まれ。1975年、若松プロに参加。出口出の共同ペンネームでシナリオを執筆。1981年に某週刊誌の専属記者となり、1991年からフリーで活動。湾岸戦争、旧ユーゴスラビア内戦などのほか、市場や世界遺産も取材。カバーエリアは50数カ国に及ぶ
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感想・レビュー
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hiratax
1
最後が交通事故死というのは切ない。 柳下毅一郎の「反原発くらいで殺されるなら100回くらい殺されてる」 確認は後世にとどめておきたい。2005/12/02
hikarunoir
0
監督の口調を知ってるとグルーヴィーに読めるし、名言率高し。裕也さんとの喧嘩でのやりとりには爆笑必至。2012/07/16
モーリス
0
おもしろい
yurari
0
【チャンスは人との出会い】人に会えば必ず得るものがある。得たものは頭に貯めてひたすら背負う。「どんなにたくさん背負ったところで、脳の中なんだから重くないでしょう(笑)」 2021/06/03