室町期 美濃刀工の研究

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  • サイズ A4判/ページ数 377p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784898062500
  • NDC分類 756.6
  • Cコード C0072

目次

第1部 美濃刀工の系譜と作品(室町期における美濃刀工の系譜の実証的構成;作品図版集;室町期における美濃刀工の年紀作の整理分類)
第2部 美濃の国の土地・風土と刀鍛冶(美濃の国の土地と風土;美濃鍛冶鍛刀の地;室町時代以前の美濃鍛冶;室町時代の美濃鍛冶;美濃鍛冶の素材)

著者等紹介

鈴木卓夫[スズキタクオ]
1945年神奈川県厚木市に生まれる。1967年明治大学農学部卒業。1978年日本大学文理学部卒業。2001年東京工業大学より、たたら製鉄の研究により博士号(学術)を取得。(財)日本美術刀剣保存協会たたら課長、同協会新作刀展覧会審査員、刀剣研磨・外装技術発表会審査員、重要・特別重要刀剣審査員、保存・特別保存刀剣審査員などを歴任する。現在、東京都刀剣登録審査員、東海大学体育学部武道学課非常勤講師(日本刀講義)を務める

杉浦良幸[スギウラヨシユキ]
1942年愛知県碧南市に生まれる。1966年名城大学工学部電気工学課卒業。1970年刀剣研究家得能一男に師事、刀剣研究連合会所属、名古屋刀剣会の運営に携わるかたわら得能一男より刀剣の研究、鑑定を教わる。1980年~刀剣春秋新聞に「美濃鍛冶小論」「刀いろいろ学」などを連載。その他小論文を多数発表。2003年得能一男没後、「名古屋刀剣研究会」を設立。会長及び講師を務める。現在、刀剣研究を継続しつつ、中部地方を中心に「入札鑑定」の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rbyawa

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g066、日本刀の五箇伝というところからしてそもそも室町時代に始めて言われるようになったのではないかと言われてもいたのですが、その中でも一番時代が下るのがこの美濃のようで、大和伝との関係というのは同じ著者さんの本では読んだことがあるものの他ではあまり美濃刀工そのものに触れられていない。なぜ美濃かというのもいまいち確証がなく、資料も江戸時代の文献に頼る必要がある、が、その全体像が現在進行形の謎と共にしっかりまとめられてると読んでて学術的な意味で面白いです。しっかりした研究者さんがいると違うよなぁ、やっぱり。2016/07/14

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