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目次
エゴン・シーレとウィーン世紀末の終焉
エゴン・シーレの生涯と作品(反逆;爆発;逃走;投獄;黄昏)
著者等紹介
水沢勉[ミズサワツトム]
1952年横浜生まれ。1978年慶應義塾大学大学院修士課程修了後、神奈川県立近代美術館に学芸員として勤務、現在神奈川県立近代美術館館長として美術館の企画、運営、新しい芸術家の発掘に力を発揮する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Monsieur M.
7
うーん、やはり私はシーレはあまり好きじゃないなあ。何だか陰惨で、グロテスクに感じるので……。しかし本書のおかげでシーレの生涯と代表作が大体わかった、ように思う。2019/06/12
die_Stimme
1
ここ最近何冊かシーレの関連本を読んでみた限りでは、取り立てて新しい情報が得られる本ではなかった。比較的新しい方なので文章は読みやすい。また強いて言えばクリムトと比較ような箇所が多かった気がする。クリムトが裸体を美しく描いたとすれば、シーレはエロスを描くこと、それによる人間の不安を描くことにこだわった点であったり、クリムトが女性にモデルの個性を残してはいるものの全体としては男女のエロス一般を描こうとしたが、シーレは、あくまでも特殊な個としての男女をここで描こうとしている、などの点指摘は面白かった。2023/03/19
たらちゃん
0
生きている線。最小限の線だけのデッサンに息をのむ。2016/07/05
ゆとにー
0
水沢勉の文章は味わい深い2014/02/09