国際フランツ・シューベルト協会刊行シリーズ<br> ヘルマン・プライ自伝―喝采の時

国際フランツ・シューベルト協会刊行シリーズ
ヘルマン・プライ自伝―喝采の時

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784895950633
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0073

内容説明

ヘルマン・プライは第2次大戦後間もなく1950年代から今日まで、ドイツ系リリック・バリトンとして四十年近く、世界の檜舞台で活躍している歌手で、その美しい声と明るく暖かい歌で世界に広い範囲のファンを持っている。

目次

1章 1980年『オルフェウス』の初演
2章 徒然なる思い
3章 両親の家
4章 ベルリンで一番古い学校の生徒
5章 爆弾が落ちる
6章 戦争は終わった
7章 歌手生活の始まり
8章 ベルベル
9章 シューベルトの『冬の旅』
10章 ふたつの公使役
11章 私の車はスピード・アップ
12章 ベートヴェンの『はるかな恋人に』
13章 波瀾の年月
14章 マルク・シャガールと『魔笛』
15章 頂上は究められた
16章 シューベルトのハイネ歌曲
17章 仕事場から
18章 公演のあとで
19章 数百万人のための微笑
20章 新たな試み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

1
序文で彼自身が書いているように、ドイツリートの解釈に多くの頁を費やした、「自伝」というには少し異色な内容。そして、それが目的で読みました。WinterreiseとAn Die Ferne Geliebteについては、全曲、Schwanengesangはハイネの詩による六曲、プライの自筆(?!)の楽譜や図も交えて存分に語ってくれました。私にとって彼はリート歌手というより、すっかりブッフォの人だったのだけれど、リート歌手へルマン・プライを改めて知った気がする。MET、シャガールの魔笛の話なども面白かった。2012/09/23

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