ハルキ文庫<br> 明日泥棒

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ハルキ文庫
明日泥棒

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784894566279
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かいちゃん

31
エスパイに続いて小松左京2冊目。もっとお堅い作家と思っていたがいやいやウィットに富んでいて面白い。最後はぁ、僕ならそのまま元に戻さないほうを選ぶかなぁー。2020/05/11

あろは祭り

13
コンツワ!時代風物に古めかしさを感じるものの、その本質は普遍。破天荒な笑いに包まれた痛烈な文明批判。これからの人類のありかたを、21世紀の今も なお問い続ける。中一のころ初めて手にした小松SFの原点で ありおり侍り~!じゅんじゅわ~♪2015/03/08

猫丸

10
初読かと思ったが、途中で以前読んだのに気づいた。おぼえているのは全体のストーリーではなく、細部の表現たちなんだが。記憶とは面白いものだ。ケッタイなオッサンが超絶科学力をもって人類を右往左往させつつ、人類の幼さを自覚させる。けっこう生真面目な文明批判なのである。内容はさておき、本書の小松左京の文体は読点が異常に多い。音読するときに切らないであろう場所にバンバン読点が打たれている。今まで意識したことがなかったけれど、他作品でもそうなのだろうか。以後気をつけてみよう。2022/08/29

ぴーひゃらら

2
途中まではなんのこっちゃわからん。軽く読むには小難しく、がっつり読むには間が抜けている。ただ、ゴエモンが力を発揮してからの展開は読みごたえがあった。去り際のゴエモンの言葉は、筆者の声そのものなのだろう。君だったらどうするか2010/12/25

hirayama46

1
小松左京の長編はそれほどたくさん読んでいるわけではないのですが、SF的なシチュエーションと当時の政治との絡め方がちょっと過剰かな……と思うことが多いです。地球規模のドラスティックな変化が矮小化してしまうきらいがあるように思えます。小松左京ならではの重厚さというのもたしかにあるので難しいところではあるのですが……。2023/02/28

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