内容説明
「満洲」をトータルに捉える初の試み。「満洲国」前史、20世紀初頭の国際情勢、周辺国の利害、近代の夢想、「満洲」に渡った人々…。東アジアの国際関係の底に現在も横たわる「満洲」の歴史的意味を初めて真っ向から問うた決定版。
目次
1 満洲とは何か
2 満洲で日本は何をやったのか
3 文化の先進地だった満洲
4 満鉄の研究
5 中国にとっての満洲
6 周辺地域にとっての満洲
7 満洲に生きた人々
8 私にとっての満洲
著者等紹介
中見立夫[ナカミタツオ]
1952年生。外交史、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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