日本文学の光と影―荷風・花袋・谷崎・川端

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  • サイズ A5判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894345454
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ドイツ人女性の視点が日本文学の本質を鋭く見抜く。吉田秀和夫人の本邦初の著作集成。加藤周一氏絶賛。

内容説明

女性による文学が極めて重い役割を果してきたこと、小説に対し“随筆”が独特の重みをもつこと―東洋文化に憧れ、荷風をこよなく愛した著者が、日本文学の本質を鋭く見抜き、伝統の通奏低音を失うことなくヨーロッパ文学と格闘してきた日本近代文学者たちの姿を浮彫る。

目次

1 日本近代の文学者たち(田山花袋―肩越しにみた田山花袋『蒲団』;永井荷風―都市を遊歩する『〓(ぼく)東綺譚』 ほか)
2 日本文学のとらえた光と影(「エッセー」と「随筆」―筆にしたがって;女の文学―現代日本の女性による短篇小説を読む ほか)
3 日本文学、いくつかの発見(三島由紀夫、逆立ちしてみせた伝統主義者;アール・ヌーヴォの川端康成 ほか)
バルバラの肖像(バルバラと「縫いぐるみ奥さん」―姉エヴァは語る;バルバラとフランケ教授―変わらぬ友情 ほか)

著者等紹介

吉田=クラフト,バルバラ[ヨシダクラフト,バルバラ][Yoshida‐Krafft,Barbara]
1927年ベルリン生。52年ハンブルク大学入学、中国学専攻。55年、明の詩人・評論家の王世貞に関する博士論文で博士号取得。同年8月、日本国文部省招聘留学生として来日、東京大学中国学専攻の倉石武四郎に師事。57年、帰国しハンブルク大学中国学研究室助手となる。59年5月再来日、以降東京ドイツ文化研究所において日本文化と社会の理解を深め、日本文化、日本文学についての文章を発表。2003年没。永井荷風の他、川端康成、宇野千代、現代日本の随筆、現代日本女流作家の短篇集などの訳業がある

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年東京生。音楽評論家、水戸芸術館館長。東京大学仏文科卒。1990年度朝日賞受賞、2006年文化勲章受章

濱川祥枝[ハマカワサカエ]
東京大学名誉教授。ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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蕃茄(バンカ)

0
田山花袋『蒲団』を花袋が当時読み込んでいたツルゲーネフなどの影響から読み解く章が面白い。三島由紀夫への評価はかなり辛辣。作者はナチに一票も入れてなかった事を誇りにしているほどの全体主義嫌いなので、三島由紀夫の文章からイデオロギーを読み取らざるをえないようだ。2016/05/02

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