出版社内容情報
舞台はロンドン。ダルメシアン犬のポンゴとミセスの間に15匹の子犬が誕生。ところが、その子犬がクルエラ・デ・ヴィルによって盗み出され‥‥。はたして、二匹は99匹の子犬を助け出せるのでしょうか? 産経児童
出版文化賞
小高・中学校以上
内容説明
舞台はロンドン。ある日、デアリーさん夫妻と暮らす、ダルメシアンのポンゴとミセスの間に十五ひきのかわいい子犬たちが誕生しました。ところが、よろこびに満ちた生活は、一気に暗転。子犬たちが誘拐されてしまったのです。はたして、ポンゴとミセスは、子犬たちを助けだせるでしょうか?本書は、一九五六年にイギリスで発表されて以来、世界中で愛されつづけ、ディズニーの映画「101匹わんちゃん」にもなりました。このたび、ついに完訳で日本初登場です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
5
映画のクルエラの影響で、原作を知らなかったので。100と1ぴきってそういう意味だったのか。犬の遠吠え連絡網、すばらしい。2021/06/06
yomite
5
テンポよく進む物語、洒落た表現、読んでいてとても心地よかった。続編も読むのが楽しみだ。2017/01/04
ありばにあ
1
映画「101匹わんちゃん」の原作ということで読んでみました。映画と違うところもあるのですが、テンポというかノリというか作品の持つ空気感は映画と同じだったので、映画を思い出しながら楽しく読めました。あとは作者が犬好きなのが伝わってきて良かったです。2021/09/01
Alm1111
0
会話でつなぐ文体がちょっと映像的で戸惑ったが、臨場感あふれるスピーディなストーリー展開でぐいぐい引き込まれていく。作者の動物愛がここかしこにあふれてて、犬や猫、家畜たちが、彼らの生態そのままに擬人化され、人間を出し抜いて大活躍する様子が小気味よい。これぞイギリス児童文学のお家芸か。…彼らの101匹がネズミ算式に増えまくる未来は考えないでおこう。2018/01/04