内容説明
戦国時代、日本剣術は中国に輸出されていた！！素盞嗚尊が発見した天叢雲剣の驚くべき正体とは？戦乱の中国大陸を暴れ回った倭人刀法の秘密とは？一縷の細い糸で繋がり醸成した中国苗刀術の真実とは？歴史の奥底に秘されて来た驚愕の秘密をここに解き明かす。
目次
第１部 交流編（日本影流海を渡る；日本剣術変遷の秘密；中華戈術秘伝「八寸の延金」の秘密）
第２部 解析編（『単刀法選』各流日本剣術の影；『単刀法選』日本伝二刀剣法の影；『単刀法選』神道流の影；『単刀法選』戦場長太刀術の世界；『手臂録』と『武芸図譜通志』）
第３部 流転編（日本剣術中華流転；中国門派刀剣術の再興と苗刀術の出現）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつきネコ
1
二人の対話の掛け合いは本当に面白い。日本と中国の武器術の交流は考えると不思議がたえないな。確かに日本の刀術はいつ、中国の影響からはなれたのか。確かに、中国式の幅広い湾刀が日本の遺物がないのは、不思議に思っていた。さらに本題として、るろうに剣心で有名になった倭刀術の実態が倭寇直伝の最古の陰流だとか、さらには近世以降の中国刀術は倭刀術が影響を与えた仮説は本当に痛快だ。2014/11/29
Nishida Eiji
1
いろいろある人ですが、なかなか面白い説だし十分ありえると思う。
冬至楼均
0
面白すぎてどこまで信用していいのやら。2013/11/07
ファック文芸部
0
「アメリカン漆……つまりラッカーのことですね」2010/05/29
