内容説明
語部族と失われたタブレット、洞窟と地底宮の儀礼空間を通過した聖なる遺物の出現、東日流中山山脈の秘境と耶馬台城の五角形の城壁…『東日流外三郡誌』をめぐる秘められた伝承が、いま復活する。
目次
プロローグ 東日流縄文王国の歴史ロマン
世界に誇る津軽の歴史
荒覇吐族と東日流王国の勃興
津軽風物詩と生きている古代信仰
津軽古代中世の源流
宇宙の神秘と土偶
役小角と津軽修験宗の成立
安倍・安東そして秋田氏へ
知られざる史跡の神秘
地方史の時代
石塔山大山祇神社の秘史
安東水軍の伝説
津軽城跡考
日下王国の原風景
耶馬台城遺跡に心して
科学はすべての歴史を解けるか?
まぼろしの耶馬台城
付録(口訳津軽諸翁聞取帳抄;豊間根家所蔵の阿部家伝;安倍家系譜調査報告書)
エピローグあらはばき魂とは