内容説明
人生もビジネスも「お人好し」に未来はない!日本人を手玉にとり続けてきた隣人・中国。その歴史的背景を知りつくした著者が古典を繙き、混迷の現代を生き抜くための「学」を伝授する。日本人に足りない戦略的思考、「陰謀家」たちの恐るべき発想法が見えてくる。
目次
第1部 知謀の巻―陰謀学を知るために(陰謀学のすすめ;陰謀学の誕生;情報化・インターネット時代の陰謀学;陰謀と陰謀家 ほか)
第2部 用謀の巻―陰謀を企むには(戦わずして勝つ智謀;情でたぶらかす邪謀;利で誘う計謀;エビで鯛を釣る術謀 ほか)
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
文明史家、評論家。1938年台湾生まれ。64年来日。早稲田大学商学部を卒業、明治大学大学院修士課程を修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響で呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開。次々と問題作・話題作を世に問うている。94年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞を受賞
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