内容説明
日本の国語教育でないがしろにされてきた「聞くこと・話すこと」をはじめ、日本語の基礎をどう育てるか―50年間、中学の現場に立ちつづけた著者の知恵と工夫を満載。
目次
1 身近な日本語QアンドA
2 語感を較べる(助詞「も」のはたらき;「から」と「ので」;「シャボン」から「せっけん」へ;「ひえる」と「さめる」 ほか)
3 この日本語を、もう一歩(春;新;名;金 ほか)
著者等紹介
大村はま[オオムラハマ]
1906年、横浜に生まれる。1928年、東京女子大学卒業。長野県諏訪高等女学校教諭となる。1938年、府立第八高等女学校(のちの都立八潮高等学校)へ。1947年、新制中学校発足と同時に、中学校に転じ、深川第一中学校、目黒第八中学校、紅葉川中学校、文海中学校、石川台中学校に勤務。退職後も「大村はま国語教室の会」を中心に多くの講演活動、著述活動を続ける。1960年、東京都教育功労賞、1963年、ペスタロッチ賞受賞
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