目次
第１部 序章（西欧の研究者による先行研究；チベット語資料）
第２部 偉大な絵師たちの絵画様式とその伝統―歴史的概観（チベット美術史初期に活躍した絵師たちと彼らの様式について；１５世紀初頭、ツァン地方で活躍した絵師チェウとその他二人の重要人物；メンタンパ・メンラトゥントゥプと彼の流儀を受け継いだ初期のメンタンパの絵師たち；コンカル僧院のキェンツェと彼の伝統；カルマ派陣営の絵画伝統 ほか）
第３部 付録
著者等紹介
ジャクソン，ディヴィッド・ポール［ジャクソン，ディヴィッドポール］［Ｊａｃｋｓｏｎ，Ｄａｖｉｄ Ｐａｕｌ］
１９５１年、アメリカ生まれ。シアトル・ワシントン大学でチベット学を学びインド、ネパール、日本、ドイツ、オーストリア等に留学。１９８５年にワシントン大学から学位を得る。現在、ドイツ・ハンブルグ大学教授
瀬戸敦朗［セトアツロウ］
１９６０年生まれ。高校卒業後、インド・ダラムサラで新メンリ派の名人として知られる故チャンパ師からタンカの技法の手ほどきを受ける。佛教大学通信教育課程文学部仏教学科卒業。１９９４年佛教大学四条センター（京都）、１９９５‐２００２年チベット文化研究所（東京、新橋）、２００２年読売日本テレビ文化センター（蒲田、北千住、荻窪）等においてチベット仏画講師を歴任
田上操［タガミミサオ］
１９７９年生まれ。高校卒業後１９９７年から２０００年、インド・ダラムサラにあるチベット図書館でのタンカ学校で絵師サンギェ・イェシェー師と出会い、師の下でタンカ絵師として研鑽を積む。２０００年、インドのサールナート・チベット大学の絵師アレクサンダー・カチャロフ師のタンカ講座での課程を修了。２００１年以降はダラムサラを本拠地としてタンカ絵師としての活動を続けている
小野田俊蔵［オノダシュンゾウ］
１９５２年生まれ。佛教大学大学院博士後期課程修了。佛教大学文学部教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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