内容説明
本書は、さきに刊行した『芭蕉・北陸道を行く』の詳論として、芭蕉の金沢に於ける十日間を調べたものである。
目次
芭蕉・金沢に於ける十日間(おくのほそ道と曽良随行日記;金沢ニ着;源意庵ヘ遊;小春亭;松源庵閑会 ほか)
金沢・古俳諧や鏡花犀星などの風景見て歩記(浅野川すじ;金石近辺;犀川すじ;最近金沢市街地図;延宝年間金沢城下図)
著者等紹介
密田靖夫[ミツタヤスオ]
昭和5年生れ。金沢市出身、金沢一中・第四高等学校(1年修了)・金沢大学を経て北陸銀行へ入社。北陸三県の外東京・大阪に勤務。退職後古俳諧・俳諧連句を学ぶ。著に「漂泊の一群」「月花の吟唱」「風狂路通」、富山市民大学での俳文学講義録3冊、自撰俳諧集「新・芥子の花」あり。平成10年「芭蕉・北陸道を行く」で泉鏡花記念金沢市民文学賞を受く。連句協会会員・俳文学会会員
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