本とコンピュータ叢書
本が揺れた!1997‐2001

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887521704
  • NDC分類 023.04
  • Cコード C2004

内容説明

出版危機と出版電子化とが重なって進行した5年間。この未曾有の、また今後もないであろうような大津波のなかで、ひとりのベテラン編集者はなにを見て、なにを考えたか。書物は、そして私たちの読書環境はどうなってゆくのか。軽妙な語り口による時評風エッセイと、編集者、印刷人、評論家らとの座談会による問いかけの書。

目次

1997年(あえて三十年後の読書環境を予測してみると;電子出版の御三家 ほか)
1998年(軽い本と重い本;マルチメディア本の閉塞性 ほか)
1999年(文庫本の時代がくるぞ;棚か、それともデータベースか ほか)
2000年(北欧のオンデマンド出版;オンライン百科の無料化は吉か凶か ほか)
2001年(わが「活字ゴキブリ説」のゆくえ;書棚がいらなくなる日 ほか)

著者等紹介

津野海太郎[ツノカイタロウ]
1938年東京都生まれ。『本とコンピュータ』総合編集長。和光大学表現学部イメージ文化学科教授。1960年代より単行本をはじめ、雑誌、ミニコミ誌など、さまざまなかたちの出版に携わる
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