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ユーラシア・ブックレット
多民族連邦国家ロシアの行方

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784885954429
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0336

内容説明

大国ロシアは復活するのか。民主化、市場経済化、地方分権化の達成などの要素をもとに、隣国ロシアを論じる。

目次

はじめに ロシア連邦は崩壊しない?
1 ロシア連邦はどのような国家か(ナショナル・アイデンティティ・クライシス;非合理、非対称な連邦制度 ほか)
2 エリツィン政権における脱中央集権化(権限分割問題;政治的な連邦関係 ほか)
3 プーチン政権における国家権力の強化(プーチン大統領による連邦改革;第二次チェチェン紛争―二つの紛争の比較)
おわりに 権威主義的な国家統治は不可避か?

著者等紹介

兵頭慎治[ヒョウドウシンジ]
1968年愛媛県生まれ。上智大学大学院国際関係論専攻博士前期課程修了。専門「ロシア地域研究(政治・外交・安全保障)」。防衛研究所第二研究部教官(1994年~)、在ロシア日本大使館政務担当専門調査員(1996~1998年)、(財)日本国際問題研究所研究委員(1998~2002年)、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付併任(2001~2003年)。現在、防衛研究所第二研究部主任研究官、成城大学法学部非常勤講師
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙魚

0
ロシアの『連邦制』が経てきた過程が述べられている。ソビエト『連邦』とどう違うのか、ロシアを成立させるためにエリツィンが行ってきた妥協と、プーチンによる再編まで。こないだ読んだ本に書いてあった「ロシアは大審問官を欲する」というのはこういうことか。権威主義はいずれ解消されたいが、プーチンがいなければロシア連邦もガタガタだったろうと思う。オリガルヒに対するあたり、私欲とも権力欲とも違うところにプーチンの意志があるのだろうか。2009/03/02

samandabadra

0
ここに書かれた見通しは 今になってみれば外れているように思う 政治関係の本には賞味期限があるように思うことがあるが できるだけ伸ばすにはどうすればいいのだろうか ああともいえる、こうともいえるとかいて 後付で、「あの時、ああ書いたがそれは正しかったようだ」 (実は別の見通しも書いている) とえらそうにいうのが一つ有効なのかもしれない とは思ったが。 2009/04/22

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