内容説明
ウィーン少年合唱団員の息子を持つ日本女性パッハー・真理が母と子の体験をつづった1冊。3ヵ月にわたるカナダ・アメリカ・中米演奏旅行の海外ツアー日記も掲載。
目次
第1章 ウィーン少年合唱団との出会い(アウガルテン宮殿のオープンデイ;入団オーディション;合唱団への準備、いよいよ幕開け! ほか)
第2章 正団員の生活(アンディ、トイレに立てこもる;アンディ、喉をこわす;新人団員はシューベルトミサに夢中 ほか)
第3章 本格的なコンサート活動が始まって(アンディのデビュー;グロースマンをしのぶコンサート;クリスマスコンサート ほか)
第4章 ツアー日記
著者等紹介
パッハー真理[パッハーマリ]
指揮者の佐藤菊夫、チェンバリストの西川清子を両親として、オーストリアのウィーンで生まれる。ウィーン国立音楽大学、ロンドンギルドホール音楽院でピアノ・打楽器を学ぶ。82年ハンスローピアノコンクール協奏曲部門で1位。84年ケント州ブロンベリーピアノコンクールショパン部門2位。80年~86年ピアノ教室寺子屋を創立。86年自動車事故のためロンドンを離れ、生まれ故郷のウィーンに戻り現在に至る
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