内容説明
米国深南部の小さな町。人種差別と大恐慌の時代、家族の愛に抱かれたピーナッツ農園の少年が黒人小作農や大地の深い愛情に育まれつつその子供たちと共に逞しく成長する。
目次
第1章 大地、農場そして私の故郷
第2章 物納小作人の暮らし
第3章 厳しい時代と政治
第4章 子犬のような時代
第5章 母と父
第6章 プレインズのゆでピーナッツ
第7章 農場での仕事
第8章 人生についてさらに学ぶ
第9章 ハイスクールの日々
第10章 ジョージア州のカーター一族
第11章 海軍かプレインズか
著者等紹介
カーター,ジミー[カーター,ジミー][Carter,Jr.,James Earl]
第39代(1977‐81)米国大統領。1924年ジョージア州プレインズに生まれ、その近郊の農場で少年時代を過ごす。1962年、民主党からジョージア州上院議員に当選。1971年ジョージア州知事に就任。1976年、大統領選挙に当選。現在は妻のロザリンと共にアトランタに設立した財団カーター・センターを中心に、平和や人権問題などに関し、世界的な活動を行っている。2002年10月、ノーベル平和賞受賞
飼牛万里[カイゴマリ]
上智大学外国語学部卒業。ヴィラノヴァ大学大学院(米国)留学。福岡アメリカン・センター、駐日米国大使館、国連大学、福岡市美術館などを経て、自身の事務所グローバリンク代表。福岡アメリカン・センター時代、ジミー・カーター元米国大統領夫妻訪日の際、ロザリン夫人及び令嬢エイミーさんの京都訪問を担当。現在、中村学園大学教授。福岡市在住
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