内容説明
釜山の裏街で怪しい探検をして、慶州の仏国寺で謎の美女に会う。あるいは、幌馬車風の屋台で酔いつぶれ、素泊り旅館で温かい人情に触れる。しかも、列車の窓から見えるのはどこまで行っても美しい風景―だから、韓国は楽しい。
目次
序章 韓国は目と鼻と舌で感じる国だ
第1章 釜山の裏街に異国情緒を見た
第2章 慶州の仏国寺で謎の美女と出会った
第3章 霧の河回村に古き良き時代を見た
第4章 友鹿里は400年の時空を越えて佇んでいた
終章 韓国の原風景の中でマッコリに酔う
ある韓国人夫婦の肖像―あとがきに代えて
感想・レビュー
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がんぞ
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著者は東京都墨田区生、在日三世。2000年当時四十五歳。「康奉雄」の名でスポーツライターとして数冊の著書あり。冒頭に「植民地支配に良いところもあったなどと言ってはいけない」と例の決まり文句。野郎自大と知ってはいても書いて置かないと今度韓国入国時に殴られる恐れがあるのかも知れない。さて韓国を旅するわけだが、彼にとって当然「ふるさと」ではない。 韓国語が流暢であってさえ 早速在日と見破られてボッタクリに度々あう。釜山の売春はパス。遡って「旅行客は増加しているが増便はまだで飛行機チケット取りにくい」は今昔の感。2013/09/02