内容説明
1831年のマラッカ刊行のラテン語版の復刻。
著者等紹介
プレマール,J.[プレマール,J.][De Pr´emare,Joseph‐Henry‐Marie]
1666~1736。フランス人の在華イエズス会士、18世紀の最も優れた中国学者。1698年中国に赴き、25年にわたって饒州・建昌・南昌あたりで布教生活を送り、マカオで逝去。遙かな上古時代にすでにキリスト教が中国に伝入していたと主張し、これを証明するため古典を研鑽して、東洋学者となった。『「書経」以前の時代及び中国神話の研究』、『中国古典の中に残されているキリスト教義の痕跡』などの論著が数多く残されたが、むしろ『趙氏孤児』の仏訳がわりあいに知られている。語学関係には『象形文字』、『羅漢辞典』、『ラテン語についての対談』などがあり、とりわけ『中国語ノート』が不朽の名著とされてきた
何群雄[カグンユウ]
1954年中国上海生まれ。一橋大学大学院修了(社会学博士)、専門は言語学・言語学史
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