プラスチックリサイクル技術

個数:

プラスチックリサイクル技術

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784882310761
  • NDC分類 578.4
  • Cコード C3043

出版社内容情報


  執筆者一覧(執筆順)
  (所属・肩書は1992年当時のものです。)

本多淳裕   元大阪市立大学工学部教授;(財)クリーン・ジャパン・センター参与
進藤秀夫   通商産業省 基礎産業局化学製品課(現・工業技術院 標準課)
柳澤孝成   (社)プラスチック処理促進協会 総合企画室(現・柳澤特許事務所 所長弁理士)
石倉 豊    (株)ホーライ 技術部
寺本俊郎   帝人エンジニアリング(株) プラントエンジニアリング事業部部長
池田文三郎  日本プラスチック有効利用組合 事務局長
村田勝英    三井造船(株) 千葉研究所(現・(株)日本省エネ・環境製品 取締役副社長)
川口 一    (株)荏原製作所 環境プラント事業部 (現・環境プラント事業統括 基本設計第3部部長)
元田欣也    (財)クリーン・ジャパン・センター 参与・相談部長
池澤健治    日産自動車(株) 技術開発企画室 (現・e-コマース推進部)
久保直紀    中央化学(株) 環境対策室(現・環境製品部)
上田 勉    日本ゼオン(株) 樹脂事業部 製品技術部
犬飼重平    (株)パナ・ケミカル 代表取締役
浅田俊彦    アサオカ(株) 代表取締役
小島 昭    群馬工業高等専門学校 工業化学科 教授 (現・物質工学科 教授)
柏木秀博    大洋電工(株) 代表取締役社長
杉浦基之    日本油脂(株) 武豊工場 化薬研究所
高橋正夫     DJK テクノ・サイエンスラボラトリーズ副会長
          (現・文化女子大学 服装学部 被服材料研究室 教授)


  構成および内容

第1章 総論                            本多淳裕
1 廃プラスチック問題の経緯とリサイクリングの必要性
2 廃プラスチック対策の技術的動向
3 プラスチックリサイクリングの促進策

第2章 廃棄プラスチックとリサイクル            進藤秀夫
1 はじめに
2 プラスチック廃棄物処理の問題点
3 プラスチック廃棄物問題対応の基本方向
 3.1 リサイクル(再資源化)
 3.2 焼却・熱エネルギー回収
 3.3 減量化・長寿命化
 3.4 分解性プラスチック
4 産業界の動向
 4.1 飲料用PETボトル
 4.2 発泡スチロール製梱包材および魚箱
 4.3 発泡スチロール製トレイ
 4.4 その他
5 おわりに

第3章 わが国のプラスチックリサイクルの現状      柳澤孝成
1 はじめに
2 生産工程スクラップのリサイクル
3 産業系使用済みプラスチックのリサイクル
4 一般系使用済みプラスチックの処理
5 おわりに

第4章 リサイクル技術と回収システムの開発
1 回収システムの開発状況                    石倉 豊
 1.1 農業用廃フィルムのリサイクル
  1.1.1  問題点
  1.1.2  開発の状況
 1.2 複合分離回収システム
  1.2.1  問題点
  1.2.2  開発の状況
 1.3 被覆電線分離回収システム
  1.3.1  問題点
  1.3.2  開発の状況
 1.4 発泡プラスチックの他用途利用
  1.4.1  問題点
  1.4.2  開発の状況
 1.5 プラスチック容器のリサイクル
 1.6 コンテナのリサイクル
 1.7 分別収集廃プラスチックの処理・リサイクル
 1.8 廃バッテリのリサイクル
 1.9 鉄入り成形品のリサイクル
 1.10 プリント基板の処理とリサイクル
 1.11 製紙屑の燃料化システム
 1.12 医療用廃棄物の処理
 1.13 廃タイヤのリサイクル
  1.13.1 問題点
  1.13.2 開発の状況
2 分別システムの開発状況                     寺本俊郎
 2.1 はじめに
 2.2 プラスチックの分別
  2.2.1  プラスチックの形態別分別法
  2.2.2  各分別技術の概要
 2.3 ハイドロサイクロンを用いた分別技術
  2.3.1  装置および操作
  2.3.2  実証試験の項目
  2.3.3  実証試験の結果
  2.3.4  ハイドロサイクロンの能力
 2.4 おわりに
3 再生加工成形品                          池田文三郎
 3.1 原料
 3.2 製品の特徴
 3.3 製品の種類
 3.4 再生加工のフローシート
 3.5 二次加工
 3.6 棒、板、杭のJIS
4 熱分解利用技術                          村田勝英
 4.1 はじめに
 4.2 ローポリマーの熱分解装置
  4.2.1  開発の経緯
  4.2.2  ローポリマーの性質
  4.2.3  ベンチスケールテスト
  4.2.4  実機と運転結果
 4.3 APPの専燃ボイラ
  4.3.1  開発の経緯
  4.3.2  APPの性質
  4.3.3  燃焼テスト
  4.3.4  実機と運転結果
 4.4 結果と考察(熱分解処理と焼却処理の比較)
  4.4.1  運転管理
  4.4.2  コスト
 4.5 おわりに
5 焼却技術とエネルギー回収                   川口 一
 5.1 はじめに
 5.2 廃プラスチック
 5.3 TIF旋回流型流動焼却炉
 5.4 内部循環流動床ボイラ(ICFB)
  5.4.1  構造
  5.4.2  機能
 5.5 高効率エネルギー回収と低公害化
 5.6 実施例
  5.6.1  双炉型ICFB
  5.6.2  運転概要
 5.7 おわりに

第5章 資源・環境保全型製品の設計            元田欣也
1 はじめに
2 資源・環境保全型製品とは
 2.1 基本的考え方
 2.2 資源・環境保全型製品
  2.2.1  条件
  2.2.2  検討
 2.3 プラスチック製品についての検討
  2.3.1  一般的検討
  2.3.2  事例検討
 2.4 おわりに

第6章 産業別プラスチックリサイクル開発の現状
1 自動車産業におけるプラスチックリサイクルの現状と課題      池沢健治
 1.1 はじめに
 1.2 自動車におけるリサイクルの現状
  1.2.1  自動車におけるリサイクルとは
  1.2.2  廃車処理リサイクルの現状
  1.2.3  シュレッダーダストの処分と問題点
  1.2.4  問題点のポイント
 1.3 法規動向と自動車メーカーの動向
  1.3.1  法規動向
  1.3.2  自動車メーカーの動向
 1.4 廃車処理リサイクルにおける課題
 1.5 当社におけるリサイクルへの取り組み
  1.5.1  技術開発の考え方と課題
  1.5.2  具体的な取り組み例
 1.6 おわりに
2 包装材料におけるプラスチックのリサイクル           久保直紀
 2.1 はじめに
 2.2 リサイクル(Recycle)とは
  2.2.1  プラスチックオン再生利用について
  2.2.2  プラスチックを再生利用する場合の問題点
  2.2.3  使用済みトレーの回収・リサイクル実験
 2.3 廃プラの再資源化技術の開発
  2.3.1  燃料化システムについて
  2.3.2  ナフサ還元システム

第7章 樹脂別形態別リサイクリング技術
1 PVCのリサイクリング技術                     上田 勉
 1.1 はじめに
 1.2 プラスチック生産量と廃棄物
  1.2.1  世界主要国のプラスチック生産量比較
  1.2.2  我が国のプラスチック用途別需要内訳
  1.2.3  我が国のプラスチックの生産量と排出量の推移
  1.2.4  プラスチック廃棄物の割合
 1.3 プラスチックの処理
  1.3.1  プラスチックの流れと処理法法
  1.3.2  プラスチックの焼却
  1.3.3  塩ビの焼却に関する3つの誤解と正解
  1.3.4  塩ビの焼却
  1.3.5  埋立て処理
 1.4 プラスチックの再資源化
 1.5 プラスチックのリサイクル技術
  1.5.1 プラスチックの分別
 1.6 PVCリサイクルの実態と再生技術
  1.6.1  農業用ビニルの再生利用
  1.6.2  電線被覆用ビニルの再生利用
  1.6.3  PVCボトルの精製利用
 1.7 プラスチックのリサイクリングに関する今後の技術課題
  1.7.1  プラスチックの長期使用分野の市場開拓
  1.7.2  品質低下防止技術の開発
 1.8 塩ビ業界の取り組み
  1.8.1  構成と組織
  1.8.2  再資源化に関する具体的活動
2 発泡PSのリサイクリング技術                   犬飼重平
 2.1 開発の動機
 2.2 納入実績と回収量
 2.3 発泡スチロール処理方法
 2.4 課題と展望
3 FRP廃棄物のリサイクリング技術                 浅田俊彦、小島 昭
 3.1 はじめに
 3.3 FRPの微粉化
 3.4 プラスチックの充填材としてのリサイクル
 3.5 土木・建築材料としてのリサイクル
  3.5.1  モルタル材への利用
  3.5.2  軽量モルタルの作製
 3.6 NPH研究会の誕生
4 塩ビ・ポリエチレンシートリサイクリング技術           柏木秀博
 4.1 はじめに
 4.2 廃ビニール再生処理プラント
 4.3 再生処理システム
 4.4 ランニングコストと経済的効果
 4.5 TK8602型プラント
 4.6 おわりに
5 プラスチックリサイクリングにおける相溶化技術         杉浦基之
 5.1 はじめに
 5.2 廃プラスチックのリサイクル状況
 5.3 異種ポリマーのブレンドと相溶化技術
 5.4 相溶化剤の種類
 5.5 プラスチックリサイクルにおける相溶化
  5.5.1  相溶化剤の構造と相溶化
  5.5.2  相溶化剤の反応性と相溶化
  5.5.3  エラストマーの添加
  5.5.4  過酸化物による相溶化
 5.6 おわりに

第8章 企業・業界の研究開発動向             シーエムシー編集部
1 業界団体の動向
 1.1 プラスチック処理促進協会
  1.1.1  廃プラスチックの再生テスト
  1.1.2  事業計画
 1.2 日本プラスチック有効利用組合
 1.3 プラスチック廃棄物対策小委員会・プラスチック製品廃棄物問題連絡会
 1.4 PETボトル協議会
 1.5 発泡スチロール再資源化協会
 1.6 発泡スチレンシート工業会
 1.7 施設園芸協会
 1.8 家電製品協会
  1.8.1  廃家電製品の処理・処分の現状と課題
  1.8.2  業界としての対応
  1.8.3  家電製品協会の対策
  1.8.4  販売店ルートによる回収体制の整備
 1.9 塩化ビニルリサイクル推進協議会
2 企業の動向
 2.1 中央化学(株)
 2.2 JSP
 2.3 積水化成品工業
3 海外企業の動向
 3.1 デュポン社
 3.2 P&G
 3.3 モービルケミカル社
 3.4 GEプラスチックス社
 3.5 UCC社
 3.6 Amoco Foam Products社
 3.7 イーストマン・コダック社
 3.8 ダウケミカル社
 3.9 テキサコ社
 3.10 Wellmann International社
 3.11 Polymer Resource Group社
 3.12 オキシデンタルケミカル社
 3.13 フォルクスワーゲン社
 3.14 BF Glldrich社
 3.15 ヘキスト社
 3.16 バスフ社
 3.17 バイエル社
 3.18 バスフ/ヘキスト/バイエルの共同会社
 3.19 DSM社
 3.20 EVC社
 3.21 ソルベー社
 3.22 セパドール社
 3.23 ジョンソン・コントロール社

第9章 プラスチックリサイクル技術の特許動向       高橋正夫
1 はじめに
2 処理方法に関する特許出願動向
 2.1 選別・解体・分離・分級
 2.2 溶解
 2.3 減容
 2.4 破砕・粒化
 2.5 溶解
 2.6 熱分解、接触転化
3 処理装置に関する特許出願動向
 3.1 減容装置
 3.2 破砕・粒化装置
 3.3 熱分解、熱・接触転化装置
4 処理システムに関する特許出願動向
5 処理対策の廃棄物・材料についての概観
6 リサイクル材料への再生
7 おわりに

第10章  欧米各国のプラスチックリサイクリングの現状      柳澤孝成
1 はじめに
2 欧州全般
3 ドイツ
 3.1 収集
 3.2 選別
 3.3 精製
 3.4 再生加工
 3.5 化学品回収
 3.6 固形燃料
 3.7 廃自動車および廃家電製品のプラスチック
4 オランダ
 4.1 収集
 4.2 選別
 4.3 PETボトルの再生
 4.4 汎用樹脂の再生技術
5 オーストリア
6 スイス
7 イタリア
 7.1 プラスチック袋使用禁止をめぐる攻防
 7.2 選別プラスチック廃棄物の再生加工
8 フランス
 8.1 プラスチックリサイクリング協定
 8.2 収集システムと技術開発
 8.3 選別プラスチック廃棄物の再生加工
 8.4 再生加工以外のリサイクル例
9 ベルギー
 9.1 分別収集と技術開発
 9.2 精製および再生技術
10 スペイン
 10.1 収集と選別技術
 10.2 精製技術および再生
11 アイルランド
12 英国
13 デンマーク
 13.1 収集および分別
 13.2 再生
14 スウェーデン
 14.1 収集及び分別
 14.2 再生
15 カナダ
 15.1 概況
 15.2 プラスチックリサイクリング
16 米国
 16.1 リサイクルが社会に浸透した背景
 16.2 収集および選別
 16.3 再生
 16.4 分離技術の開発
  16.4.1 マクロ分離技術
  16.4.2 ミクロ分離技術
  16.4.3 分子分離技術
 16.5 大手レジンメーカー等による再生事業

内容説明

本書は、規制の動向と業界の対応、リサイクル技術や回収システムの開発、産業別・樹脂別開発動向、経済性評価から事業化展望までプラスチックリサイクリングの現状と今後の方向性が把める総括的な産業情報書籍の出版として企画された。さらに、欧米の現状と海外企業の動向、リサイクル技術の特許動向なども併せて集大成している。

目次

第1章 総論
第2章 廃棄プラスチックとリサイクル促進
第3章 わが国のプラスチックリサイクルの現状
第4章 リサイクル技術と回収システムの開発
第5章 資源・環境保全型製品の設計
第6章 産業別プラスチックリサイクル開発の現状
第7章 樹脂別形態別リサイクリング技術
第8章 企業・業界の研究開発動向
第9章 プラスチックリサイクル技術の特許動向
第10章 欧米各国のプラスチックリサイクリングの現状

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

和彦有住

0
電子化済み2020/06/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2470475
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。