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出版社内容情報
英文壇に革新の風を吹き込んだ抒情詩人、劇作家、編集者、世界を駆け巡った文化的大使の体験と交友の記録。 世界大戦と離婚という惨事から書き起こし、1983年春まで、時として噺家のような語り口、時代と向き合う自己への省察など、20世紀を証言する貴重書。本書で言及される綺羅星のごとき人達は、イギリスの皇太后、カンタベリー大司教、ヴァージニア・ウルフ、ジャクリーン・オナシス、E.シットウェル、ヘンリー・ムア、F.ベイコン、D.ホックニー、ロスチャイルド男爵夫妻、E.R.クルティス、アイザイァ・バーリン、ジョージ・オーウェル未亡人、ジョージ・ケナン、オッペンハイマー、アレン・テイト、ロバート・ロウエル、アレン・ギンズバーグ、ヘミングウェーやフォークナーを巡るエピソード……、日本やアメリカで講演したときの率直な感懐、孤独や屈辱感が語られる。いま人間スペンダーが姿を現す。
内容説明
世界大戦と離婚という惨事から書き起こし、1983年春のニューヨーク・ヴェネツィア・ロンドンで終わる。エリオット、オーデン、ストランヴィスキーその他、多彩な人士との交流、時として噺家のような語り口、時代と向き合う自己への省察など、20世紀を証言する貴重書。
目次
第1部 一九三九‐一九七〇年(一九三九年九月の日記;ドイツ日記一九四五年;日記一九四八‐五三年;日記一九五四‐八年;モスクワ日記一九六〇年;日記一九六〇‐二年;ワシントン日記一九六五年;日記詩一九七〇年)
第2部 一九七四‐一九八三年(日記一九七四‐六年;日記一九七六‐九年;日記一九八〇‐二年;日記一九八三年)
著者等紹介
徳永暢三[トクナガショウゾウ]
1930年新潟県生まれ。東京高等師範学校卒業。フルブライト交換教員としてサン・フランシスコ・ステイト・カレッジ留学。日本大学助教授、和光大学、筑波大学教授を経て、現在大妻女子大学文学部教授(準専任)。ブリティッシュ・コロンビア大学講師(1971‐72、英訳日本文学担当)
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