内容説明
本書は、ワインの本ではない。ワインを造る人々の本である。近年、品質向上がめざましい日本ワインの現場を巡り、ワイン造りに励む人々の奮闘を描くシリーズが、変貌する北海道からスタートする。
目次
第1章 ワイン王国の基礎を築く―おたるワイン(北海道ワイン)
第2章 酷寒への挑戦、苦闘と成功―十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
第3章 新品種開発への気鋭のトレーナー―ふらのワイン(富良野市ぶどう果樹研究所)
第4章 古き港の新しいワイン造り―はこだてワイン
第5章 清酒の老舗が開いた活路―余市ワイン(日本清酒)
第6章 美しき自然との調和に生きる―月浦ワイン(洞爺湖農産)
第7章 単品種に人生を賭けて―松原ワイン(松原農園)
第8章 孤高の修道者―遊楽部ワイン・おとべワイン(富岡農場)
第9章 ブドウと生きる家族―山崎ワイン(山崎ワイナリー)
第10章 はるか本土を離れての挑戦―北ワイン(中央葡萄酒千歳ワイナリー)
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
弁護士。1931年、横浜市生まれ。早稲田大学大学院法律科修了。ワイン愛好家として知られ、フランスをはじめ、世界各国のワイン事情に詳しい。日本輸入ワイン協会会長、フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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