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世界遺産 熊野古道

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880083216
  • NDC分類 291.66
  • Cコード C0095

内容説明

「紀伊山地の霊場と参詣道」が2004年ユネスコ世界文化遺産に登録!熊野三山、高野山、吉野・大峯、そして、復元された参詣の古道。熊野の申し子・山の作家がいざなう大いなる自然と歴史と信仰の故郷、熊野へ。

目次

序章 紀伊山地の霊場と参詣道(世界遺産登録;伊勢路 ほか)
第1章 小辺路(高野山―はじめに;ろくろ峠 ほか)
第2章 中辺路(はじめに―口熊野・田辺;熊野九十九王子 ほか)
第3章 大辺路(はじめに―海辺の道;新庄峠まで ほか)

著者等紹介

宇江敏勝[ウエトシカツ]
1937年、三重県尾鷲市の山中で炭焼きを営む両親の元に生まれる。和歌山県立熊野高校を卒業後、紀伊半島の山々で林業に従事するかたわら、文学を学ぶ。現在は熊野古道、中辺路に住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

2
 著者は紀州で山仕事をつづけ、その体験を文章化し、またツアーガイドとして熊野古道を旅してきた人物。  本書では、小辺路、中辺路、大辺路をたどり、王子や名跡名所をていねいにとりあげて語っていく形式だ。著者自身の思い出が随所にもりこまれることで、厚みを増している。  ガイドブックとしては、それなりに有用とは思うものの、実際に歩くときにはどうだろうか。むしろ、読みものとして楽しむべきだろう。  しかし、従来の宇江ファンからすると、ガイドブックの側面が強すぎて物足りない。難しいところだ。 2023/10/22

月華

2
図書館 2004年7月第1刷発行。2004年9月第3刷発行。熊野古道は何度か行ったことはありますが、私が行ったことのあるのは伊勢路だったと今さらながらに知りました。内容は全体ではなく一部でした。古道がわからなかったり、国道になっているところもあるとのこと。歩くことが出来るのは、管理をしている方々のお陰だと改めてありがたく思いました。 2022/03/15

こまったまこ

0
熊野古道に行きたくなり、どういうものなのか知るために読みました。作者は中辺路に住んでいらっしゃる方で、自然の描写やそこに根付く風習などが身近に感じられるようで良かったです。3つの参詣道を読者も一緒に歩いているような気分になれるように書かれています。昔の文献の引用や土地にまつわるエピソードなどが興味深いです。2012/05/20

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

0
小辺路、中辺路、大辺路を中心に、何十年もの間実際に歩き続けている著者が細かく案内。ここには大正何年まで人が住んでいた、とか、いついつの記録ではこちらの道を通っていた、とか、中世以降、古道は歴史とともに栄枯盛衰してきたのだということを実感できる。好著だった。宇江敏勝氏の著作はもっと読んでみたい。エルトゥールル号海難事故や大背美流れはよく知っていたが、明治25年の勝浦のサンマ漁の海難事故のことは全く知らなかった。2021/01/23

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