臨床脳波と脳波解析

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臨床脳波と脳波解析

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  • サイズ B5判/ページ数 294p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784880022840
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》  近年、種々の新しい脳機能検査法が開発され、脳波の臨床的価値が過小に評価される傾向がある。しかし、脳波から得られる豊富な情報は、本書にて解説されているように、種々の新しい解析方法によって、確実に新しい事実の解明につながるものである。脳から発生している豊富な電気的情報をいかに処理していくか、その結果をどのように活用していくかは人間の性格、行動の研究にもっとも正統的な研究手段のひとつである。脳研究の指針としての必携の好著。    《目次》 第1章 脳波の成立と生理学的基礎  1.脳波の電源  2.脳波リズムの機序  3.まとめ 第2章 脳波解析の歴史  1.脳波基礎活動  2.大脳誘発電位  3.事象関連電位 第3章 脳波判読の実際  1.脳波記録  2.検査によって得られる情報  3.記録全体の所見例  4.検査によって何がわかるか  5.どんなときに検査するか  6.異常が認められた場合の検査の進め方  7.予想外の結果が得られた場合にどうするか  8.脳波実例とその判読の実際 第4章 脳波解析法の理論と臨床応用  1.藤森法  2.自己相関、相互相関  3.フーリエ変換 Fourier transform  4.コヒーレンス(関連度関数、coherence function)  5.確率密度関数と確率分布関数(累積確率密度)  6.自己回帰(AR)要素波解析とその臨床応用  7.2次元脳電図の多変量分析による解析  8.FFT dipole approximation法  9.Adaptive Microstate SegmentationとLORETA  10.有向コヒーレンス法  11.脳波紋  12.ニューロメトリックス(Neurometrics)  13.睡眠自動解析  14.ダイポール解析によるてんかん焦点同定 MEGも含めて 第5章 事象関連電位解析の実際  1.ERPにおける課題関連性と新奇性  2.相貌認知と事象関連電位  3.精神分裂病における注意機能  4.精神疾患での事象関連電位  5.LORETAによる事象関連電位の解析  6.CNV要素波抽出とその解析  7.事象関連ガンマ帯域同期発振現象について 第6章 脳機能イメージングの現況と向後の課題  1.脳磁図  2.磁気共鳴イメージングMRI  3.磁気刺激