内容説明
この人だから言える!この50年に何があったのか?環境問題の解決をはばむものは何か?21世紀、環境問題に建設的に取り組むために何が必要なのか?環境を考えるすべての人に読んでほしい環境研究の表と裏。
目次
1章 環境研究は方向転換が必要(グローバルな視点をもつ;研究テーマを正しく選ぶ ほか)
2章 環境研究を促すための環境整備(御殿と掘建小屋;環境研究を担う研究者たち ほか)
3章 環境関連委員会のあり方(委員会の種類と主催者の思惑;委員長を選ぶ ほか)
4章 ISOは甘くない(ISO14000シリーズの誕生;「環境に優しい」という宣伝価値 ほか)
5章 環境研究の半世紀をふりかえって(研究という道楽に魅せられて;科学的でない発想? ほか)
著者等紹介
本多淳裕[ホンダアツヒロ]
1927年、大阪、河内生まれ。1948年、大阪市立生活科学研究所入所(現大阪市立環境科学研究所)、栄養学を担当。1950年、廃棄物処理を担当して以降、ごみ処理・産業廃棄物処理・排水処理・悪臭除去の研究を続ける。1960年、工学博士。1991年、大阪市立大学工学部教授を退官。現クリーン・ジャパン・センター参与など。第1回空気調和衛生工学会賞、科学技術功労者(科学技術庁長官賞)、紫綬褒章等受賞
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