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目次
壺中庵異聞X(富岡多恵子)
スウィフト考(山田稔)
奇書『源氏物語』(品川力)
切腹の書自刃録(森銑三)
奇書―大井広介『ちゃんばら芸術史』(大岡昇平)
南蛮本の回収(新村出)
『譬喩尽』の中から(寿岳文章)
「煩悶記」を追って―佐久良書房・也奈義書房のこと(八木福次郎)
「邪悪聖書」に就いて(庄司浅水)
戦闘的古書マニアの生涯(紀田順一郎)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AR読書記録
4
著者のラインナップすげぇ。そこに取り上げられた書なりテーマなりがなかなかに、たいそうに、「奇」なので、随筆を味わうというよりその内容にとりこまれること大。沼野充義がスタニスワフ・レムについてとか寺山修司が拷問についてとかはまったく納得だけれども、堀口大學「人間の皮」とかはなかなか想定外だったんだけれどもまあ考えてみたら堀口大學読んだことなかったかもだけれども... しかしほんと、「書」の世界はおもしろい。2016/06/10
へたれのけい
2
けったいな本だ2017/12/22
seychi
2
「煩悶記」「邪悪聖書」「どちりなきりしたん」の話は面白かった。奇書というのはどこまでも奇書なんだなあ。2013/11/24
行加
1
存在自体が「奇」な池内紀さんのチョイスは、期待通りの「奇」書ばかりでしたwww 執筆陣がwww 澁澤、種村、寺山…といった名前に心惹かれ、堀口大學や中村真一郎が(私の中では)意外にアブノーマルだった事に驚き、とてもワクワクしながら読めました(*^_^*) 「奇書」がすごい!というより、執筆陣の文章と趣味がすごい一冊ですv このシリーズ、ほんと外れ無し!!2014/08/17