出版社内容情報
第1部ではアジア・太平洋地域の各国におけるドメスティック・バイオレンスの現状と防止へ向けた施策を紹介。第2部の国連人権関連の情報も充実。
第I部 ドメスティック・バイオレンスに対する取組みと課題
ドメスティック・バイオレンスは人権侵害 サビトリ・グネセケレ
日本のDV防止法の成立と問題点 戒能民江
韓国の性暴力・家庭暴力関連法施行状況と課題 金 在仁
台湾におけるDV防止法について 戒能民江
インドネシアにおけるDVの法的枠組み リタ・セレナ・コリボンソ
タイにおける女性に対するDV――男らしさと男性加害者 ビラダ・ソムスワスディ
DV禁止法に関するマレーシアの経験 アイヴィ・ジョサイアー/ショーバ・アイヤー
バングラデシュにおける女性に対する暴力の考察 サイラ・ラフマン
DVとニュージーランドの女性 ファリダ・スルタナ
資料1●家庭内における女性に対する暴力――ラディカ・クマラスワミ報告(抜粋)
資料2●女性に対する暴力の撤廃に関する宣言(外務省仮訳)
第II部 アジア・太平洋地域の人権の動向
2000年の国連の動き
資料1●条約委員会によるアジア・太平洋地域の2000年の国別人権状況審査
アジアにおける新しい国内人権機関
アジア・太平洋国内人権機関フォーラム第5回年次会合
資料2●アジア・太平洋国内人権機関フォーラム第5回年次会合結論<