幻冬舎文庫<br> 女囮捜査官〈1〉触覚―五感推理シリーズ

幻冬舎文庫
女囮捜査官〈1〉触覚―五感推理シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784877285708
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

同じタイプの若い娘三人は絞殺されたばかりか、二人はミニスカートを剥ぎ取られ、一人は髪の毛を鋭利な刃物で切られた無残な姿で発見された。山手線連続通り魔殺人事件の謎を追う囮捜査官の北見志穂は被疑者たちの前にその美貌と肉体を晒す違法ぎりぎりの捜査を強行した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Urmnaf

10
被害者側の心理研究を行う被害者学の実践として、理想的な被害者像を創り、実際に事件捜査を行う科捜研特別被害者部。要は囮捜査専門部署。生まれながらの被害者タイプで、女性として(性的に)苦労してきた北見志穂はそこの囮捜査官である。こう書くとかなりのキワモノ設定のようで、実際、初出時はエロい装丁で売り出され、正当な評価を受けられなかった不遇な作品。しかしながら内容はゴリゴリの警察小説にして本格ミステリ。本格物が苦手な通り魔的殺人事件で、捜査の過程で次々現れる容疑者。「見えない人」による犯罪と意外な犯人。2022/05/10

ニョンブーチョッパー

1
2002/05/25

ササキマコト

1
ちょっと好みに合いませんでした。後出しの情報が多いように感じます。全体としては、つまらなくは無いけど続編は読まなくても良いかな~でした。作品自体の出来が良くないと言ってるわけでは決してありません。単に嗜好の問題です。やっぱり私は、警察ものより日常の謎系が好きですね。2014/12/02

松井和翠

1
再読。大傑作シリーズ、開幕の第1巻。お題は痴漢、通り魔、そして“見えない人”。続巻に比べるとおとなしめだが、連続通り魔事件を「囮捜査」という飛び道具的な捜査方法と巧く絡め、尚且つ二転三転するフーダニットとして演出している点は流石。何より、横溢するサスペンスが素晴らしい。一部、登場人物や警察組織の描き方が紋切型だが、まあ看過できるレベル。ただし、犯人像はその定型にちょっとしたエッセンスを加えることで読者に印象付けており、そこら辺のさじ加減がまた巧い。のりりんの解説も◎。ただし、朝日文庫の改題は許さない。2011/07/10

麻生

1
警察小説てんこもりどんでん返し2008/07/08

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