内容説明
信長を「絶体絶命」に追い込んだ越前の雄、義景。四十年の生涯を活写した著者渾身の書き下ろし歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Σφ✌️
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義景の人柄がこの本で初めて知った。 信長のように力でねじ伏せていくやり方と義景のように人情でというやり方があり、まさしく鬼と人であった。 もし、この戦いで義景が勝っていれば、世の戦乱は平和にいち早く近づいていったのかもしれない。2021/10/23
KシタTペイ
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http://blogs.yahoo.co.jp/docomo3850/29527581.html2012/07/12
yamakujira
0
織田や浅井から見た朝倉は、時代小説でよく描かれているものの、朝倉義景を主人公にしたところが興味深くて手にした。作者の解釈や想像で創られた部分もあるけれど、基本的に史実をたんたんとなぞる展開はだらだらと感じてしまう。景恍の自刃、景忠の謀反、前波の離反、景紀の出奔など、前後半に山場を作れるのに。景鏡のキャラ設定も無難すぎる。もっとおもしろくできそうな題材なのに、ちょっと残念、物足りなかった。 (★★★☆☆)2013/08/04
フックン
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珍しい朝倉義景が主役の本です。治世の時代なら仁将、平安の時代なら優雅な文化人だったかもしれませんが、戦国の時代では優柔不断の弱将という存在であった義景の悲しい運命が描かれています。信長という鬼と同じ時代に生きる凡人の生き様をつい考えてしまいました。2011/03/30
いつかはビーエム
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今年のGWは福井の一乗谷に行ってみるか(笑)2010/04/25