社会化される生態資源―エチオピア絶え間なき再生

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社会化される生態資源―エチオピア絶え間なき再生

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876986521
  • NDC分類 245.1
  • Cコード C3036

内容説明

戦い、交易、支配と抵抗―資源をめぐって形成される多様な社会関係。かつてはそれぞれが「中央」だったものが、集権国家の形成とともに「周縁」化していく。このようにして誕生した「地方」が、中央からの同化圧力にさらされながらしたたかに生き抜く「持続戦略」を鮮やかに描く。

目次

「地方」の誕生と近代国家エチオピアの形成
第1部 生存の多様化選択(氾濫原をめぐる文化抵抗―国家支配下におけるクシ系農牧民ホールの栽培戦略;青いモロコシの秘密―余剰なきムグジの生存戦略;多様な作物資源をめぐる営み―山地農耕民マロにおけるムギ類の栽培利用)
第2部 野生動物と人間の共存戦略(「野生の宝庫」の行く末;コーヒーの森とシャネル5番―ジャコウネコ飼育をめぐる動物愛護の主張とその影響)
第3部 変化する森と人びとの持続戦略(社会空間としての「コーヒーの森」―ゴンマ地方における植林地の拡大過程から;森棲みの戦術―二〇世紀マジャンの歴史にみる変化と持続)
第4部 社会変動と空間の再編成(民俗の時間から近代国家の空間へ―オロモ系ボラナ社会におけるガダ体系の時間と空間の変容;繰り返される戦いと空間の社会化―スルマ系諸社会における統合と排他性の文化装置)

著者等紹介

福井勝義[フクイカツヨシ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授、農学博士。関心領域は民族間の戦い。民俗生態学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。