内容説明
本書が地域の戦争体験の継承に少しでも役立つよう、登戸研究所の戦争当時のようすとともに、すでに多くの研究棟がとり壊されている現在の状況についてもわかりやすくマップ化した。
目次
登戸研究所の謎を追う(新資料の発掘;登戸研究所を探る;アンケートにみる登戸研究所;『雑書綴』を読む;登戸研究所の歩みとその役割;登戸研究所と私たち)
戦争のなかの青春―今はじめて明かす戦争体験(痛恨の戦争体験;ビアク島に置き去りされた徴用工・相川幸太;日中戦争における加害の事実の告発・神谷量平;ビルマ戦・死の逃避行と捕虜生活・能村秀雄)
地域からみた15年戦争