内容説明
落語がますます美味しくなる。噺にまつわるそれは楽しいネタ帳。
目次
落語人名事典―算段の平兵衛
舌はまわらず目が回る―近日息子
十七文字の世界―落語と川柳
落語の中の算数―壷算
厄とはお若い―子ほめ・厄払い
蔵の中の忠臣蔵―蔵丁稚
落語手本忠臣蔵―忠臣蔵の噺
池田への道―池田の猪買い
春団治恋歌―お玉牛
はておそろしき―怪談噺あれこれ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かもい
12
面白い!テーマは章ごとに色々でごった煮、小佐田さんも脱線しまくりで統一感はないがとても楽しい文章。上方落語に造詣が深いだけに、この演者ではコウ〜そう言えばこんなことも…と色々聴いてみたい!とにわか落語ファンの知識欲を刺激された。上方落語に八っつぁん熊さんは出てくるのか?や仮名手本忠臣蔵を題材にしたそれぞれの噺、初代春団治のこと…などテーマも多岐に渡り面白い。「芝浜」は書けても「宿替え」は書けないというのも落語作家ならではの視点で興味深かった。2015/11/17
ワンモアニードユー
0
枝雀さんにいろいろ噺を提供されてる小佐田さんの本なので、それなりに興味深く読みました。 花王名人劇場で「茶漬えんま」を見て、腹を抱えて笑ったのは中学生の時。 懐かしい。2011/04/27
ざび
0
噺のネタにと思いましたが、上方の話だったのであてがはずれました。 私は喜やん、清やんよりも八っぁん、熊さんがいいなぁ。2011/11/06
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- 和書
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